「かまど」
加熱調理を行うための、伝統的な調理設備です。
かまどは、日本特有のものかと思っていたけど、世界中に存在するんですね。インドのタンドールと呼ばれるかまどは、現在でも広く使用されているかまどで、タンドールで調理されたものには、タンドリーチキンやナンなど日本人でも口にする機会が多いものもあるそうです。
ところで、かまどで炊いたご飯は美味しいですよね。
なぜなんでしょう?炊飯器なども、かまどで炊いたような炊きあがりになるものは高価なものだったりします。
正確な所は僕にも分かりませんが、僕が思うには「きっちりしていない所」が美味さの秘訣なんじゃないでしょうか?
かまどでの調理は、火加減を人間の手作業で行うわけで、ガスコンロのようなきっちりとしたコントロールなんてできません。
手紙もメールやワープロソフトで作った手紙より、手書きの方が気持ちが伝わりますよね。
人間の手がたくさん加えられているからこそ、人間が手にとった時や口にした時に気持ちが伝わったり、美味しかったりするんじゃないでしょうか。
だって昔から言うじゃないですか
「いい加減が良い加減」
って。
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