木曽三川で歴史に触れる - 治水神社

僕が住む濃尾平野は、かつて水害に苦しめられる地域だったそうです。

僕がよく訪れる木曽三川公園センターの横には、江戸時代に行われた「宝暦治水」の犠牲者を祀る「治水神社」があります。


宝暦治水とは、江戸時代に薩摩藩の助けにより木曽川、長良川、揖斐川の三川を分流する工事。
薩摩藩は資金面、人員ともに大きな犠牲を払い治水工事を行ってくれたそうです。


当時は、もちろん全て手作業の工事。疫病が流行ったり、幕府の嫌がらせにあったりと大変苦労した工事だったとか。



たくさんの木々に囲まれた神社を歩いていると、現代の僕達はその多くの尊い犠牲のお陰で、水害に悩まされることもなく、公園でのんびりと花々を楽しめる生活を送っているんだなぁって、しみじみ感じました。


実は、この治水神社、木々に囲まれていてあまり目立たないのです。
おそらく、木曽三川公園センターに訪れた人たちも、素通りすることが多いのじゃないでしょうか。

静かで気持ちのよい空気が流れる治水神社。
公園で遊んだあとは、治水神社で歴史に触れながらのんびりするのもオススメです。

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